岡田勉 (キュレーター)
岡田 勉(おかだ つとむ、1963年 -)は、日本のキュレーター、神奈川県横浜市出身。
人物・来歴[編集]
武蔵野美術大学卒業後、1988年、株式会社ワコールアートセンター入社。現在、同社が運営する複合文化施設スパイラルにおけるチーフキュレーター兼アートプロデュースチーフマネージャーである。
スパイラルで開催するコンテンポラリーアート展の企画・プロデュースのほか、外部施設、企業、公共団体のための企画展、パブリックアートのプロデュースなどを手がけ、2009年からは横浜市の象の鼻テラスアートディレクターを務めている[1]。その活動は葉山有樹作品の展示におけるフィンランド・デザインミュージアムへの巡回など、海外へも展開している。また、若手アーティストの発掘・育成・支援活動に尽力するほか、コンテンポラリーアートの理解促進に向け、アーティストのプロデュース、展覧会のキュレーションを担う人材育成の活動も行っている[2]。
主な実績[編集]
- スパイラルでのキュレーション、プロデュース
- 愛・地球博(2005年日本国際博覧会)公式アートプログラム事業「幸福のかたち」キュレーション
- 愛・地球博(2005年日本国際博覧会)モリゾー・キッコロメッセ「Creative Japan」プロデュース
- 特別養護老人ホーム「グリーンライフ」アートプロジェクト
- ブリーゼタワーアートプロジェクト
- 象の鼻テラスアートディレクター
- 柏の葉キャンパスタウンのアートプロジェクト「五感の学校」におけるキュレーション等
脚注[編集]
- ^ 象の鼻テラス (2009年6月). “ABOUT ZOU-NO-HANA”. 2013年12月6日閲覧。
- ^ 公益財団法人東京都歴史文化財団 (2008年12月11日). “Tokyo Art Navigation”. 2011年7月18日閲覧。[リンク切れ]